7月29日(金)若手の会   開始:13:00(受付・開場:12:30) 終了:18:15
7月30日(土)研究会1日目  開始:13:30(受付・開場:13:00) 終了:18:30
7月31日(日)研究会2日目  開始:9:30 (受付・開場:9:00) 終了:18:00

ポスター演題(7月30日(土)実施)

特別講演

森 和俊 先生
京都大学大学院理学研究科教授

【大会長から一言】
第15回小胞体ストレス研究会を記念して、小胞体ストレス応答研究のフロンティアであられる森和俊先生にご講演頂けることになりました。IRE1やATF6などストレスセンサーの発見、そしてセンサータンパク質の活性化機構、その重要性まで、小胞体ストレス研究を開拓してきました。その重要性が認められ、ラスカー賞など数多くの賞も受賞されております。小胞体ストレス応答がどのように発見されたのかそのエキサイティングな経緯や、今日に至る小胞体ストレス応答研究の発展について、この研究領域を牽引されてこられた視点からご講演頂けるまたとない機会です。領域外の方も必見です!

特別講演

遠藤 斗志也 先生
京都産業大学タンパク質動態研究所所長
京都産業大学生命科学部教授

【大会長から一言】
第15回小胞体ストレス研究会を記念して、世界のミトコンドリア研究を牽引する遠藤斗志也先生にご講演頂けることになりました。生化学、分子生物学、構造生物学を駆使し、ミトコンドリアタンパク質の輸送機構をはじめ、タンパク質品質管理や脂質合成などミトコンドリア生合成のメカニズム解明に大きく貢献されました。ミトコンドリアー小胞体間のコンタクトサイトでは、オルガネラ間で実にダイナミックな反応が展開され、小胞体内腔の恒常性がどのように維持されているのかを理解するためには、ミトコンドリアとの連携を考える必要があります!

特別講演

井垣 達吏 先生
京都大学生命科学研究科教授

【大会長から一言】
第15回小胞体ストレス研究会を記念して、京都大学大学院生命科学研究科の井垣達吏先生に特別講演を行って頂くこととなりました。井垣先生は、細胞社会の適者生存システム「細胞競合」のフロントランナーで、昨年度より立ち上がった学術変革A「多細胞生命自律性」の領域代表でもあられます。最近では、細胞競合と小胞体ストレスの関わりも取り沙汰されており、個人的にめちゃめちゃ勉強させて頂きたいです!


マイスターズレクチャー

永田 和宏 先生
JT生命誌研究館館長・京都大学名誉教授・京都産業大学名誉教授

【大会長から一言】 
 第15回小胞体ストレス研究会を記念して、JT生命誌研究館館長であられる永田和宏先生をお呼びすることが出来ました。永田先生はコラーゲン特異的分子シャペロンHsp47を発見されて以来、世界のタンパク質品質管理研究を牽引されてきました。特定領域研究「分子シャペロンによる細胞機能制御」で領域代表を務め、さらに現在はAMED-CREST「プロテオスタシス」で総括をされています。これまでどのように研究領域を立ち上げてこられたのか、これから研究領域を切り拓く若手研究者にとって貴重なお話が聞けるでしょう!